業務用エアコンを取付けたら湿度コントロールをする

近年では政府から節電に取り組むような指示がなされていて、企業全体においても節電に取り組む傾向が高く見られます。近年では効果的な節電対策の1つとして、冷房を入れる場合には、その温度を28度に設定するといったものがあります。一般的に業務用エアコンの設定温度を1度変えることによって、暖房の際や冷房の際のどちらでもなんと約10%程度の省エネが期待できるのです。冷房温度を設定する場合には28度、暖房は20度が目安とされているものの、夏場に28度に設定すると、実際には暑いという声が多数聞かれます。

業務用エアコン取付後に設定を28度にしているとなぜ熱く感じるのかと言うと、その1つの理由に湿度の高さが挙げられます。湿度が15%増えると、なんと気温は1から2度上昇したように感じるとも言われているのです。湿度が高いと汗の蒸発が妨げられてしまいます。これでは体に熱がこもりやすくなってしまうのです。

このようなことから冷房の目安が28度に推奨されているとからといって、温度だけを見てしまうとかなり危険なのです。業務用エアコンを取付けたらしっかりと湿度を下げることで、高めの設定温度であったとしても快適と感じられます。業務用エアコン取付け後は上手に湿度コントロールを行うことが重要です。温度が高いのか、また湿度が高いのかを知ることによって、適切な対処を行うことができ、自分が快適だと感じる温度や湿度を知れば無駄を減らすことができます。

人により温度が高いのは平気だけれども湿度が高いとぐったりしてしまうと言うこともあるでしょう。湿度が高いのであれば業務用エアコンの除湿モードなどを上手に活用することが大切です。

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